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魅力は形が無い

砂一粒

最近、都道府県魅力度ランキング2025年版が発表されました。

そもそも、魅力という形の無いものをランキングするには無理がある、と考えるに至りました。

ここでは、ちょっとした疑問を提示しようという企画です。

魅力がある県は本当に魅力があるのか

確かに魅力度ランキングで上位になる都道府県は、観光地として人気になっています。

その評価は、客観的に証明できるでしょう。

例えば、入場者数とか、客一人当たりの消費金額などです。

人気があれば、入場者数は増加するし、購入したい商品が多ければ、購入金額も多くなるでしょう。

そのような数値を提示していたとしたら、魅力度ランキングに異議がある、ということにならないでしょう。

客観性に疑問がある

でも、そのような金額などの数値で魅力度ランキングを作成しているのか疑問です。

なぜなら、主催者からそのような数値を提示されることが無いからです。

だから、魅力度で下位になった都道府県は、対策しようが無いことになります。

例えば、世界遺産がある県なら観光客が増えてランキングが上昇する、という確証が無いからです。

テレビ的な演出の範囲

なので、魅力度ランキングは、あくまでも、テレビ的な演出の範囲ではないのでしょうか。

ランキング上位の都道府県を褒めるよりも、ランキング下位の都道府県(大抵県だけだが)をいじる、という笑いのネタに使える材料のひとつ、ではないのでしょうか。

本当に魅力のある都道府県なら

もし、本当に魅力のある都道府県なら、人口の減少率が少ないでしょう。

人口の減少は、現在の情勢では、仕方のないことかもしれません。

だけど、減少率なら、判断ができるでしょう。

その減少率が少ない都道府県なら、魅力があるといえるのではないのでしょうか。

魅力があるから人が集まる訳だし、魅力が無いから人口の流出が多くなる訳です。

いっそのこと、人口減少ランキングと置き換えてみたらどうでしょう。

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