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ヒメオドリコソウ

ヒメオドリコソウの画像です。 植物の雑学

ヨーロッパ原産で、日本には、明治時代に帰化したとされる、ヒメオドリコソウに関する雑学を紹介します。

どこにでも生えている

ヒメオドリコソウは、主に本州に生えているとされています。

ヨーロッパ原産であるところから、北海道でも繁殖できると思われます。

ホトケノザと同じようなところに生えます。

ですが、繁殖力は、ヒメオドリコソウの方が、強いみたいです。

地域によっては、侵入外来植物とされているようです。

ヒメオドリコソウが、あまり手入れしていない庭(田舎は土地だけはある)に、びっしりと生えていました。

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食べられるけど

ヒメオドリコソウは、食べられるみたいです。

なぜかというと、食べた人がいました。

ただ、非常に青臭くて繊維が気になる、とのことでした。

筆者は、確かめていません。

花の蜜は、非常に甘いです。

ミツバチにとっては、重要です。

ホトケノザと似ている

ホトケノザと似たようなどころに生えるだけでなく、種類も似たようなものです。

ホトケノザもヒメオドリコソウと同じように、美味しくないようです。

ここで、ちょっとアレと思った方もいると思います。

ホトケノザは、春の七草として、七草がゆに入ってないのかということです。

実は、ホトケノザは、春の七草のホトケノザと別の種類です。

春の七草ではない

春の七草のホトケノザと、ホトケノザは、違う植物です。

ややこしい話ですが、春の七草のホトケノザは、コオニタビラコといいます。

本家(?)ホトケノザは、食べません。

ついでに、ゴギョウも正式名称は、ハハコグサといいます。

ちなみに、ナズナはペンペングサ、ハコベラはハコベ、スズナは蕪(カブ)、スズシロは大根(ダイコン)ともいいます。

なので、クイズとかで春の七草を問うたときの答えは

  • セリ(芹)
  • ナズナ(薺)
  • ゴギョウ(御形)
  • ハコベラ
  • ホトケノザ
  • スズナ
  • スズシロ

ではなく

  • セリ
  • ナズナ
  • ハハコグサ
  • ハコベ
  • コオニタビラコ
  • カブ
  • ダイコン

が、正解ということになります。

別に、呼び方の問題だけですが、ホトケノザは、コオニタビラコが正解にすべきかと思います。

誤食を防ぐためにも。

もっとも、音のバランスが非常に悪くなりますが。

まとめ

ヒメオドリコソウは、繁殖力が強いです。

ほっといたら、すごく繁殖します。

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救いは、毒などが無いことでしょうか。

植物の中には、触れただけでかぶれたり、激痛が走ったりする、種類もあります。

また、食べたら、命の危機になる植物もあります。

もし、有毒植物なら、日本では、侵略的外来種として、駆除対象になったことでしょう。

そういう意味では、うまく進化した植物と言えます。

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