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子龍は一身これ胆なり

姓名判断

主君の劉備から、子龍は一身これ胆なりと評された、趙雲を姓名判断で評価しようという試みです。

趙雲の略歴

字は⼦⿓。

常⼭国真定県の人。

最初は公孫瓚に仕えるが、公孫瓚が滅亡すると、劉備に仕えた。

長坂の戦いでは、劉備の子である劉禅を抱えて戦った。

劉備の⼊蜀時には荊州に留まったが、後に諸葛亮らと入蜀し、蜀の平定に加わった。

劉備が関羽の仇を取るべく呉を討伐しようとしたら、敵は魏であるとし、反対した。

それでも劉備が親征し、夷陵の戦いで敗れると救援に向かった。

後に諸葛亮の北伐に加わり、迎撃してきた曹真に箕⾕で敗れてしまう。

しかし、⾃ら殿軍を務めると、軍需物資を殆ど失うことなく退却できた。

その後も魏の追撃を、防ぎ切った。

229年死去する。

蜀漢の末期に、順平侯の諡を追贈された。

趙雲の各運

趙雲の姓名と字

姓は趙、名は雲、字は子龍です。

地運は12、人運は26、総運は26、字は19、字運は33となります。

各運の解説

地運の12は、家族の縁が薄く、生地生家を離れて生活をすることを暗示します。

育った環境にもよりますが、家族の縁が薄ければ薄いほど、配偶者に甘え、束縛します。

愛情に飢えているタイプと言えます。

また、努力はするけど、あと一歩足りない、ということが起きやすいです。

細かいことが得意で、習得も早いですが、物事をやり遂げるだけの体力が不足していることが多いです。

体力不足には注意しましょう。

また、愚痴っぽいところにも注意しましょう。

ちなみに、美的感覚が優れた、美男美女が多いとされています。

愛情に飢えている美男美女は、非常にモテますが、複数の人を相手にする体力がありません。

二股交際は、身が持たないので、避けるのが吉です。

人運の26は、自らを犠牲にしてでも人を助けようとするが、常に波乱万丈が付きまとうことを暗示します。

複雑な英雄数とも呼ばれています。

なぜか波乱が付いて回ります。

元々、意志が強く、実行力もあり、度胸もあり、冷徹な判断ができます。

これらは、波乱を打ち砕くべく与えられた性格です。

なので、自らを波乱万丈な状態にすればするほど、運が上昇します。

波乱に身を置けば、それらが味方になるという訳です。

しかし、平穏無事な状態になればなるほど、運が下降します。

まるで、平穏を許さないかのごとくです。

よって、混沌とした時代を生き抜く素質を持った人、と言えるでしょう。

総運の26は、複雑な英雄運と呼ばれていて、運の上昇と下降が激しい人生であることを暗示します。

まるで、ジェットコースターような、波乱万丈の人生を送ります。

英雄になるための試練は、半端ではないということです。

あまりにも波乱が多く、途中で気力が萎えてしまうことが、殆どです。

そのぐらいの波乱がやってくる、と言われています。

なんといっても、英雄になるための試練、ですから。

ですが、この波乱を越えて、英雄のごとき出世をする人もいます。

その場合は、英雄ごとき人、に見えることでしょう。

まるで、伝記に載る人物かのようです。

ふてぶてしい態度と思われることがありますので、謙虚さを身に付ける必要があります。

そうすれば、味方も増えることでしょう。

英雄には、仲間が必要ですから。

また、自信を惑わす多くの欲望がやってきます。

英雄色を好む、と言っていては、とんでもないところから、不意打ちを受けることになります。

ですから、これらの欲望を抑える方法を、身に付けましょう。

字運の33は、天下を取れる数とされています。

才能があり、頭角を現すと、一気に大成できるとされています。

人の上に立つ才能があり、組織のリーダー的な存在になれます。

独立して、自分が組織のトップになることもできます。

出生しやすい人物と言えるでしょう。

性格も、大物の雰囲気があります。

ですが、少人数で行う仕事や、細々とした作業を繰り返す仕事には、適性がありません。

それらの仕事を軽視してしまうと、思わぬところから怨まれてしまうことでしょう。

それらは、調子に乗っているときに、やってくるものです。

足をすくわれて痛い目に遭わないためにも、あまり調子に乗らないようにしましょう。

趙雲の評価

趙雲は、非常に度胸がありました。

⼦⿓は⼀⾝これすべて胆なり、と評されたほどです。

この度胸があるのは、人運、総運の26の特徴とも言えます。

これらの26は、逆境に強いとも言えます。

殿軍を務めてほとんど被害が出ないというのは、余程のことです。

殿軍は、戦争において非常に難しい任務です。

相手は背後から攻撃、つまり、追撃してくる訳ですし、撤退をしながら戦わなければならない訳です。

自信を犠牲にしても、本隊の撤退を完遂させなくては、なりません。

人運と総運の26を持つ趙雲にとって殿軍は、適任だったことでしょう。

阿斗(劉禅)を抱いて単騎で戦うというのも、度胸があってのことです。

趙雲の記述が疑わしいとする説

趙雲の評価に関する記述は、正史の方はあまり無いけど、趙雲別伝には、多くの記述があります。

そのため、趙雲の記述の信憑性が疑われています。

後世の人物が、話を盛ったのでは、という説があります。

最も有名と言える、阿斗を抱いて単騎で曹操軍を突破した、というのも疑わしいとする説があります。

それなら、正史の記述がどうであっても、姓名判断だけで評価してみようと思います。

姓名判断なら、姓名だけで評価できます。

趙雲の評価・改

まずは、趙雲の外見からです。

外見に関することは、地運と人運が説明するのに、適しています。

地運の12から、比較的顔が整ったタイプと言えます。

人運の26から、ふてぶてしさ、が見て取れます。

また、度胸があります。

よって、顔が整っていて堂々としている、という外見であると言えます。

仕事ぶりに関しては、人運と総運と字運が該当します。

仕事の取り組み方は、人運を重く見て、仕事の結果は、総運と字運を重く見ます。

人運の26から、ピンチや逆境に強いタイプと言えます。

また、自己犠牲的な行動ができます。

困った人を見捨てることができない人と言えます。

冷徹に仕事をすることができます。

字運の33から見ると、組織のリーダーとしての適性があります。

それらの点から、仕事ぶりは、決断は冷徹に、だが、自己犠牲してでも任務をまっとうしようとします。

どんな困難も乗り越えようとします。

困難が多ければ多いほど、燃えるタイプです。

そのような任務を任せられる人物と言えます。

次は性格に関することです。

人運の26から見れば、自己犠牲的なタイプです。

字運の33から見れば、大物の雰囲気があります。

この大物の雰囲気というのは、細かいことを気にせず、あっさりとして落ち着いた性格ということです。

言いたいことは、堂々と言うタイプです。

このような性格が当てはまります。

結論

姓名判断から見ると、趙雲別伝の記述は、概ね賛同できる、ということです。

記述に大きな矛盾点はありません。

もし、総運などに惰弱さを示す数があったら、それらの記述は、嘘っぽいと言いますが、そうでないので、趙雲別伝の記述を否定することは、ありません。

では、何故正史の記述が少ないかと、疑問に持つかもしれません。

ですが、ここでは、それを示す材料がありません。

正史の記述を見るには、姓名判断では、できないということです。

あえて言うならば、正史の著者である、陳寿を姓名判断で見る、ということができなくは無いと言えますが、今はまだ無理です。

もし趙雲が現代に生まれていたら

ここでは、もし趙雲が現代に生まれていたらを考えます。

趙雲の特徴としては

  • 度胸がある
  • 堂々としている
  • ふてぶてしい
  • 細かいことはできない
  • 自己犠牲的なタイプ
  • 人生は波乱万丈
  • 顔は整っている

などが挙がります。

これから見れば、軍人などが挙がります。

また、顔が整っているので主役級と言えます。

演義では、阿斗を抱いて戦いました。

なので、これらを考慮すると、元軍人のボディーガードで、あまり頭が良くない子の護衛を任されていることでしょう。

やってくる敵をバタバタ倒し、護衛の任務を全うします。

そのように散々苦労して任務を全うしたのに、依頼者の印象に残らないでしょう。

それを見た人は、こんな人の護衛なんかしなくてもいいのに、という声を上げるでしょう。

こんな奴の為に、苦労する必要なんてないと思われるでしょう。

これは、劉禅(阿斗)のエピソードが示しています。

劉禅なんて助けなくてもよかった、という声は、三国志の読者が思う事の筆頭です。

まとめ

正史においての趙雲の評価の信憑性が、疑問になっています。

ですが、姓名判断的には、特に矛盾点はありません。

筆者は、趙雲別伝の記述を信用することを、支持します。

趙雲は、正史や演義で描写されている、武人の中の武人という性格であると言えます。

意志強固で度胸がある武人です。

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