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秘めている数字を取り出す

姓名判断

姓名に使用されている文字が、秘めている数字を割り出す方法の解説を行います。

一般的に姓名判断は、その文字の画数が秘めている数字という考えがあります。

しかし、文字によって意味や分類が違うので、数字の割り出し方も違うという考えもあります。

だから、秘めている数字の割り出し方は、いくつかの説が存在します。

この秘めている数字の割り出し方で、吉凶などの結果が変わることがあります。

したがって、秘めている数字の割り出し方は、とても重要なことです。

なお、秘めている数字は、秘数といいます。

これからは、秘数と表記します。

ここでは、文字の種類に応じた解説を行います。

全ての文字はその画数が秘数であるという説

全ての文字は、その画数が秘数である、という説です。

文字には、漢字だけでなく、平仮名や片仮名がありますし、アルファベットなども文字です。

ですが、それらは文字なのでその画数が秘数という考え方です。

この説以外は、文字によって秘数の割り出し方が異なりますので、文字ごとの解説となります。

漢数字の場合

漢数字とは、数字を漢字で表しているものです。

「一」や「二」があります。

その漢数字をどのように取り扱うのかの説明を行います。

漢数字は画数を割り出す説

漢数字は、その文字の画数を割り出すということです。

漢数字は、数字を表した文字というだけなので、そのまま文字の画数を割り出すだけ、ということになります。

例えば、「四」なら5画、「五」なら4画ということです。

漢数字の場合でも、画数を割り出すという説です。

漢数字はその数字を割り出す説

漢数字は、その文字が表している数字を割り出す、ということです。

表している数字とは、「一」なら1を表しているので1を、「十」なら10を表しているから10をということです。

しかし、その範囲は異なります。

範囲とは、数字の上限のことを言います。

例えば、「一」から「十」までは、その数字が秘数になる、ということです。

ですから、「百」なら100という訳ではありません。

基本的には、「十」(10)までが範囲内ということですが、「廿」(20)や「丗」(30)を含むという考えもあるようです。

なお、範囲を超えた場合は、その文字の画数が秘数となります。

つまり、「百」は6画なので6ということです。

また、範囲にも、諸説あります。

漢数字は、その文字が表している数字が、対象の範囲内なら、その表している数字を秘数とし、範囲外なら画数が秘数となる、という説です。

平仮名や片仮名の場合

平仮名や片仮名は、日本で生まれた文字です。

その平仮名などを、どのように扱うのかという説の解説を行います。

平仮名や片仮名はその画数が秘数とする説

平仮名や片仮名は、文字なので画数があります。

ですから、その画数を秘数とするということです。

例えば、「あ」なら3画なので秘数は3となり、「ア」なら2画なので秘数は2となります。

画数が解りにくい文字がありますので、よく確認してください。

平仮名や片仮名は、その文字の画数を秘数とする説です。

平仮名や片仮名は基になった漢字に直しその画数を秘数とする説

平仮名や片仮名は、漢字を基にして、日本で生まれた文字です。

基になった漢字があるのだから、元の文字に直すという考えです。

どういうことかというと、「あ」は「安」という漢字が基になっています。

ですから、「安」の画数である6が秘数となるということです。

文字の由来を知るためには、漢字辞書などを参考にする必要があります。

平仮名や片仮名は、基になった漢字に直しその画数を秘数とする説です。

アルファベットの場合

アルファベットは、文字なのでその画数が秘数となります。

例えば、「A」は3画なので秘数は3となります。

間違いやすいところでは、「M」は4画だそうです。

このように、画数はどこで調べたらいいのか、よく解らない場合がありますので、注意してください。

アルファベットの諸説について

アルファベットに関して、諸説は無いのかというとそういう訳ではありません。

具体的に言うと、アルファベットをカバラに基づいて数字に変換し、その数字を秘数とする、という説があります。

しかし、筆者はカバラについてあまり知りません。

紹介したいのですが、あいまいな記述になってしまっては、ダメだと思いますので、ここではこの程度の紹介にとどめたいと思います。

数字の場合

数字は、数を表す文字ですから、画数が存在するようです。

注意すべきことは、「10」は二文字です。

「1」と「0」に分かれます。

それぞれ秘数を割り出すことになります。

数字はその値を秘数とする説

数字は、数を表しているわけだから、その値を秘数とする考えです。

例えば、「5」は5を表している文字なのでその値である5が秘数になります。

ここで、一つ注意があります。

それは、「0」(ゼロ)の取り扱いです。

ゼロは無いことを表しています。

無いときは、「1」があるとみなすという説があります。

また、無いのだから、文字としても存在しないとする説もあります。

ゼロの取り扱いに注意しましょう。

数字は、その値を秘数とする説です。

数字はその画数を秘数とする説

数字であっても文字である以上、画数をその秘数とする考えです。

どのように画数を割り出すか、判りませんが、文字である以上画数が、存在するということです。

この場合、ゼロであっても画数が存在することになります。

しっかりと書いて画数を確認してください。

数字はその画数を秘数とする説です。

記号の場合

記号は文字ではありません。

しかし、「々」(佐々木などで使用されている)のように、頻繁に使用されている場合もあります。

ですから、記号の取り扱いを解説します。

ちなみに、「々」は前の文字と同じという記号です。

記号は画数を秘数とする説

記号は文字ではないので、画数が存在しないわけではありません。

実際に書いてみて、画数を確認する必要があります。

そうすると、「々」は3画であることが解ります。

ですから、「々」の秘数は3です。

記号であっても画数を秘数とする説です。

記号は文字としない説

記号は、文字ではないので秘数を割り出さないとする考えです。

文字ではないので、除くということになります。

しかし、注意があります。

佐々木などは、記号を使って文字が繰り返されていることを表しています。

すなわち、佐々木は、佐佐木と同じことです。

ですから、この場合は、「々」を除くのではなく、前の文字と同じ文字に直してください。

そのうえで、秘数を割り出してください。

まとめ

秘数の割り出し方をまとめると次のようになります。

漢数字は

  • 画数を秘数とする
  • 一定の範囲内の数字はその数を秘数とし、範囲外ならその画数を秘数とする

平仮名や片仮名は

  • 画数を秘数とする
  • 元の漢字に戻してその画数を秘数とする

アルファベットは

  • 画数を秘数とする
  • カバラに基づいて文字を数字に変換し秘数とする

数字は

  • 画数を秘数とする
  • その数字を秘数とする

記号は

  • 画数を秘数とする
  • 「々」なら元の文字に戻しそれ以外の記号は除く

などの説があります。

「0」(ゼロ)に関する説としては

  • 「0」(ゼロ)は取り除く
  • 「0」(ゼロ)はそこに「1」があるとみなす。

などがあります。

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