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良い名前の条件は、名前の秘数(画数)が良ければいいというだけでは、ありません。
秘数には、陰と陽があり、良い名前は、陰と陽のバランスが取れていることが、必要です。
また、秘数の配置が、整っていることも必要です。
ここでは、名前の秘数のバランスについて解説します。
秘数の陰陽を見る
文字の秘数には、陰と陽があります。
陽は、奇数を指し、陰は、偶数を指します。
文字の秘数の陰陽の数が、バランスよく配置されていることが、良いとします。
また、文字の秘数の陰陽の数が、どちらか一方に偏ることを、悪いとします。
陰と陽の数が、同数程度というのが、良いバランスと言えます。
具体的に言うと、陰と陽の差が0が最も良いですが、1,2の場合もまぁ良しとします。
3以上の差が付いたら、悪いとします。
最悪なのは、陰と陽のどちらかの数が、0になる場合です。
陰と陽のバランスが、極端に偏ることは、避けましょう。
姓と名の五行を見る
姓と名には、音の五行があります。
音とは、姓名の読み方のことです。
また、五行とは、木火土金水、からなります。
姓名の読み方には、五行があり、その五行を考える必要があるということです。
姓と名の最初の文字の読み方で、音の五行が決まります。
五行の木火土金水とは、万物の働きを指します。
また、五行には相生と相剋があります。
相生とは、生み出す働きのことです。
例えば、木は、擦れることで、火を生み出します。
火は、燃やし尽くすと灰になり、土に還ります。
土は、金を生み出します。ここで言う金とは、金属のことです。
金は、触ると冷たいから結露が発生しその結果、水が生じます。
水は、植物、すなわち、木には、必要なものです。
このような、生み出す働きのことを、相生と言います。
相剋とは、お互いを弱める働きのことです。
例えば、木は、成長するのに、土の養分を吸い取ります。
土は、水を堰き止めることができます。
水は、火を消すことができます。
火は、金を溶かすことができます。
金は、木を切ることができます。
このように、弱める働きのことを、相剋といいます。
姓の音の五行と、名の音の五行が、相生の関係なら良い関係とし、相剋の関係なら悪い関係とします。
つまり、姓の音の五行が木のときは、名の音の五行は、水、木、火であることが良く、土、金のときは、悪いとします。
音の五行表
五行 | 対応する文字 |
木 | かきくけこ |
火 | たちつてと なにぬねの らりるれろ |
土 | あいうえお やゆよ わゐゑを ん |
金 | さしすせそ |
水 | はひふへの まみむめも |
なお、濁点や半濁点は、無視してください。
つまり、「がぎぐげご」なら「かきくけこ」と同じということです。
木 | 火 | 土 | 金 | 水 | |
木 | 吉 | 大吉 | 凶 | 大凶 | 吉 |
火 | 吉 | 吉 | 大吉 | 凶 | 大凶 |
土 | 大凶 | 吉 | 吉 | 大吉 | 凶 |
金 | 凶 | 大凶 | 吉 | 吉 | 大吉 |
水 | 大吉 | 凶 | 大凶 | 吉 | 吉 |
なお、縦が、姓の音の五行で、横が、名の音の五行です。
姓の音の五行が、火なら土が、大吉で、水が大凶です。
まとめ
- 文字の秘数には陰と陽がある
- 陰と陽のバランスを整える
- 陰と陽のバランスが整っているのを良しとする
- 陰と陽の差は0が最良で1,2は良とする
- 姓名の読み方には五行がある
- 五行は相生の関係が良く相剋は悪いとする
- 音の五行は姓名の読み方の頭文字で決まる
- 姓の音の五行と名の音の五行が相生の関係なら良い
- 姓の音の五行と名の音の五行が相剋の関係なら悪い
筆者紹介
白と黒のぶちネコ
独学で技能を習得することが趣味。
知識や技能は使用してこそ意味があり、公開してこそ価値がある、という考えに至りブログにて公開することを決めた。