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姓名判断は、姓名すなわち人間の名前の吉凶などを占う、占いです。
したがって、人間の姓名が必要ですが、どの名前を使用するかは、いくつかの説があります。
ここでは、占う姓名についての解説を行います。
ここでは占う姓名についての解説を行います。
参照する姓名について
参照する姓名についての説とは、どこに記載されている姓名を占いに用いるのかということです。
例えば、芸能活動を行っている人がいるとします。
その人が、芸名を使用していたとしたらどの名前を占うべきか、というようなことです。
この場合は、本名なのか芸名なのかで判断が分かれると思います。
それらの場合に、どの名前を占いに使用するかを定めたのが、参照する姓名とします。
その、参照する姓名に関する説を、各説に沿って解説していきます。
その説は
- 生まれたときの姓名を使用するという説
- 戸籍に記載されている姓名を使用するという説
- 普段使用している姓名を使用するという説
- もっとも有名な姓名を使用するという説
などがあります。
生まれたときの姓名を使用するという説
生まれたときの姓名を使用するということは、出生届が出されたときの姓名を使用するということです。
例えば、何らかの理由で、姓名が変わったとしても、出生届が出されたときの姓名である、ということです。
つまり、結婚などで姓が変わったとしても、何らかの理由で改名したとしても出生届が出されたときの姓名でしか占うことができないとすることです。
なので、この場合は、人間の運勢は不変であるということかもしれません。
ですから、子供の命名に力を入れます。
子供の姓名が一生を左右する訳ですから。
この説は、あまり一般的ではありません。
人間の運勢は、不変であるという考えが一般的ではないということなのか、それとも、どのように改名するべきかという仕事が減るという考えなのかは、判りませんが、一般的に用いられる説ではないことは、確かです。
戸籍に記載されている姓名を使用するという説
戸籍に記載されている姓名を使用するという説は、戸籍謄本や抄本などに記載されている姓名を使用するということです。
結婚などで、姓が変わったときや、何らかの理由で改名したときは、変わった後の姓名を使用するということです。
それは、本名を用いるということと、同じです。
あくまでも、本名を使用する訳ですから、旧姓が何であっても、芸名などが何であっても意味が無いということです。
結婚や改名で運勢が変わるということがあるというのが、この説の特徴ともいえます。
この説が、一般的に言われている姓名判断のイメージに合うのではないでしょうか。
実際に、この説を用いている人が最も多いと思います。
普段使用している姓名を使用するという説
普段使用している姓名とは、自分がどう名乗っているかということです。
例えば、普段から芸名を名乗っているなら、芸名を占いに使用するということです。
また、結婚などで姓が変わったけど、旧姓を用いているときは、旧姓を占いに使用するということになります。
自分が名乗っているということは、世界に自分が何者なのかを認識させているわけで、その姓名を用いることは、別に変ったことではないです。
つまり、自分が名乗ることで運勢を変えるとも取れます。
この説を用いている人も、多数います。
命名することが姓名判断のするべきこと、ということでしょうか。
もっとも有名な姓名を使用するという説
この説は、周りが自分のことを何者だと思っているかが、重要ということです。
解りにくいかもしれませんが、例えば、芸名を名乗っている人がいるとします。
しかし、その人のことを周りの人が、本名で読んでいたとします。
その結果、本名の方が芸名よりも、有名だったら、本名の方を占いに用いるべきという考えです。
知られていないということは、周りが認識していない、つまり、その芸名は意味が無いということです。
意味が無いのだから、占いに用いるべきではないということです。
芸名が有名にならなくては、ダメだということでしょうか。
この説を用いている人はあまりいませんが、有名芸能人向けの占いという感じです。
参照する姓名の説はどれがいいのか
どの説を用いればいいのかは、一概には言えません。
各説の説明では、用いる人が多いかどうかを記述しましたが、その数が多いからって言ってその説が、正しいとは言えません。
紹介した説以外にも説があるかもしれません。
どの説が正しいかを決める前に、各説を様々な角度から検証することが重要なのではないでしょうか。
参照する姓名のまとめ
参照する姓名の説は
- 生まれたときの姓名を使用するという説
- 戸籍に記載されている姓名を使用するという説
- 普段使用している姓名を使用するという説
- もっとも有名な姓名を使用するという説
が、あります。
まとめると、次のようになります。
生まれたときの姓名を使用するという説は、出生届を出したときの姓名。
戸籍に記載されている姓名を使用するという説は、現在の姓名。本名。
普段使用している姓名を使用するという説は、自分が名乗っている姓名。芸名などを含む。
もっとも有名な姓名を使用するという説は、有名人以外なら本名。有名人ならその姓名。
ということに、なります。
筆者紹介
白と黒のぶちネコ
独学で技能を習得することが趣味。
知識や技能は使用してこそ意味があり、公開してこそ価値がある、という考えに至りブログにて公開することを決めた。
