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虎を継ぐもの

姓名判断

江東の虎と呼ばれた孫堅の長男で、小覇王と呼ばれた、孫策を姓名判断で評価します。

孫策は、江東の地を制覇しました。

しかし、その為に大勢から怨まれ、襲撃され負傷、若くして死亡しました。

孫策の略歴

字は伯符。

呉郡富春県の人。

江東の虎と呼ばれた孫堅の子。

袁術の将軍だったが、袁術と対立する劉繇を討伐するために兵を借り、劉繇を倒して勢力を拡大した。

演義では、兵を借りるときに、父が手に入れた玉璽を渡した。

やがて、袁術から独立、独自の勢力を築いた。

しかし、急激な勢力の拡大は、周囲の反発を招き、やがて、刺客から襲撃され、射られた矢が頬を貫通するほどの重傷を負った。

死期を悟った孫策は、弟の孫権を後継者に指名した。

26歳で死去。

後に呉の皇帝となった孫権により、長沙桓王と諡された。

孫策の各運

孫策の姓名と字

姓は孫、名は策、字は伯符です。

地運は12、人運は22、総運は22、字は18、字運は28となります。

各運の解説

地運の12は、家族の縁が薄く、生地生家を離れて生活をすることを暗示します。

育った環境にもよりますが、家族の縁が薄ければ薄いほど、配偶者に甘え、束縛します。

愛情に飢えているタイプと言えます。

また、努力はするけど、あと一歩足りない、ということが起きやすいです。

細かいことが得意で、習得も早いですが、物事をやり遂げるだけの体力が不足していることが多いです。

体力不足には注意しましょう。

また、愚痴っぽいところにも注意しましょう。

ちなみに、美的感覚が優れた、美男美女が多いとされています。

愛情に飢えている美男美女は、非常にモテますが、複数の人を相手にする体力がありません。

二股交際は、身が持たないので、避けるのが吉です。

人運の22は、虚栄心が強く、理想と現実のギャップが大きく、不平不満が溜まりやすいことを暗示します。

大人しそうな見た目ですが、細かいことを気にし、根暗で根に持ちやすい性格です。

色々なことに恨みを抱きやすく、愚痴が多くなってしまいます。

それらは、虚栄心が強すぎることが、原因です。

なので、自分の今の状況に不満が溜まり、その結果、愚痴が多くなります。

さらに、細かいことを気にしすぎる性格が、より一層不平不満を溜めます。

だから、どんどん恨みを募らせることになります。

このままでは、負のスパイラルに陥ってしまいます。

そのスパイラルを脱却するには、人の陰にいることです。

人の陰に隠れてじっと観察すると、細かいことが見えてきます。

その人に代わって、細かいことを除けば、喜ばれるし、自身も満足できます。

なので、リーダー的素質を持った人を見極める目を、持つことです。

中には、他者を受け入れない性格の人もいます。

そのような人とは、相性が悪くなります。

もともと実力があるので、リーダー的素質を持った人の、黒幕的存在として君臨することを目指せば、負のスパイラルから、脱却することできるでしょう。

総運の22は、若いときから真面目さと器用さを発揮できるが、意志が弱く挫折しやすい人生であることを暗示します。

神経質で、色々と細かいところに気付くタイプです。

いろいろと細かいところに気付くので、なかなか決断することができなくなってきます。

そして、優柔不断と呼ばれるようになります。

その結果、途中で投げ出したくなってきます。

もともとは、色々と細かいことに気付き、それらを気にしすぎるところが原因です。

自分でどんどん問題を発掘するタイプと言えます。

その問題に自分が溺れてしまうということです。

それらを乗り越えるには、目標を一つに絞ることです。

そうすれば、いろいろと問題を発掘しても、もともとの数が少ない分、対処しやすくなるでしょう。

そして、気力が萎えることが少なくなり、途中で挫折することも無くなることでしょう。

それでも、問題を乗り越える意志と忍耐力が、必要となります。

目標を見定めて、その目標に一心不乱に突き進むようにすれば、運が好転し、成功することができることでしょう。

字運の28は、頭脳明晰で、研究心が旺盛な人です。

また、負けず嫌いな討論好きで、相手を言い負かさないと気が済まない人です。

研究心が旺盛なので、学者、医師、芸術家、などに適性があります。

逆に言えば、それらの分野に就かないと、不安定な人生になります。

性的にだらしない人も多いです。

精神的に未熟で、社会に適応できない、こともあります。

孫策の評価

孫策は、若くして父を失いました。

劉表を攻めていたときに、罠に嵌り戦死したからです。

それは、地運の12で説明できます。

地運が12なら、必ず父を若くして失う、という訳ではありませんが、家族の縁が薄い、と言えるのではないでしょうか。

容姿端麗と評されたのは、言うまでもありません。

軽はずみでせっかちな性格のため、身を滅ぼしたと評価されたのは、どこから来るのでしょうか。

地運、人運、総運、字運では説明ができませんが、字の18なら説明できます。

字をどう評価するかは、まだ試行錯誤中なので何とも言えませんが、この18という数は、計画するよりも先に行動する、というタイプです。

自分で全て行わなくてはならない、つまり、仕事を人に任せられないタイプ、でもあります。

負けず嫌いで、独立心旺盛です。

また、態度がでかいから生意気です。

自己主張が強くて敵を作りやすい、という欠点もあります。

ここから考えると、孫策の評価は、全て字によるもの、と言えなくもないです。

一人で偵察に行って、太史慈と一騎打ちを行った、という話は、人に任せられない性格と言えるでしょう。

偵察は、基本斥候の役目です。

この話は、単騎なのは太史慈で、孫策は、部下数人がいたようですが、やや軽率な行動と言えます。

孫策が刺客から襲われたときは、単騎だったといいます。

これは、軽率な行動と非難されても仕方が無い、と言えます。

匹夫の手で死ぬことでしょう、と予知されたのは、この性格からです。

演義での話ですが、于吉という仙人を殺害したので、于吉に祟られて傷が悪化し死亡した、という記述があります。

字運の28のように、28を持つ人には、仙人とか占い師などの、非科学的な分野を極端に否定する人が多数います。

仙人の雨乞いによる降雨を認めず、というのは、典型的な話です。

字運の28は、このような人物を物語に登場させるのに役立つ、と言えるでしょう。

志半ばで力尽きる、というのは、人運、総運の22の特徴と言えます。

本人の気力だけでなく、外部の要因も関係します。

これは、どちらかというと運の要素、と言えなくもないですが、22を持つ人は、途中で挫折しやすい人生を送ることを暗示します。

しかし、それ以外の性質、特に勇猛さに関しては、字以外では説明できません。

この点は、残念に思います。

もし現代に生まれていたら

もし、孫策が現代に生まれていたら、どうなるでしょうか。

  • 美的感覚に優れたイケメン
  • 優柔不断
  • 根暗で根に持ちやすい
  • 芸術家、研究者タイプ
  • 性的にだらしない

研究者というよりも、芸術家タイプ、の方がぴったりだと思います。

それらのことから、キャラ付けすると

  • どこか影があるイケメン
  • 芸術家志望か美大生
  • 浮気性
  • 優柔不断で神経質な性格

というような、キャラクターになります。

このような人物が登場する物語は、どこかで見たことがあるような気がします。

才能のある若き画家が、というストーリーが浮かんできます。

すなわち、主役級の人物である、と言えます。

よって、孫策が現代に生まれていると、非常に絵になる人物になった、ことでしょう。

まとめ

孫策を姓名判断で説明できることは

  • 考えるよりも行動するタイプ

ということぐらいです。

演義なら

  • 非科学的なことは嫌いなタイプ

というところまで、説明できます。

ですが、それ以外の性格に関しては、殆ど説明できないです。

もし現代に生まれていたなら、才能あふれる若き芸術家、になることでしょう。

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